太陽光による発電電力量が電力会社からの購入電力量(負荷)を上回ってしまうと、一時的に発電を停止させる必要があり、損失が生じます。
そのため、発電電力量が負荷を上回らないように設計する必要があります。
お客様が現在使用されている電力量(1年分の電気明細をご提示いただきます) を確認した上で設置容量を算出し、最適なご提案が可能です。
目 的
電気料金
削減
・購入電力が減り、電気代が安くなる
・自家消費の電気は、値上げや再エネ促進賦課金などに左右されない。
価 値
ESG投資
対策
・再エネを使用することで、環境貢献し企業価値を高められる。
・地域防災拠点として、地域貢献できる。
安 心
BCP
対策
・企業のBCPは最早マスト、特に電力確保
・災害などの停電の際、太陽光は非常用電源として活用可能。

屋根上に太陽光パネル…【遮熱効果】

屋根材の上に太陽光パネルを設置することで、太陽光パネルが直射日光を遮断します。
屋根裏の温度が変化しにくいことにより、“夏場は涼しく冬場は暖かい”遮熱板の効果があると言われています。
屋根 表面温度 野地板裏面温度測定値 温度差
モジュール 未設置 モジュール 設置
夏場 70度 49.32度 38.4度 -10.92度
冬場 -5度 49.32度 13.35度 5.23度
VPP(バーチャルパワープラント)とは
これまでの電力システムは、需要に合わせて発電側で供給を行うという形態が採られてきました。
しかし、東日本大震災に伴う電力需給のひっ迫を契機に、従来の省エネの強化だけでなく、電力の需給バランスを意識したエネルギーの管理を行うことの重要性が強く認識されました。
また、平成30年7月3日エネルギー基本計画が閣議決定され再生可能エネルギーを主力電源化にすることが決まり、これまで多くの再生可能エネルギーが導入されてきましたが今後も再生可能エネルギーの導入拡大が見込まれるとともに、天候に左右される再生可能エネルギーをどのように管理していくかが課題です。

VPPは、今まで発電側で行っていた需給と供給のバランス調整の一部を需要家側の蓄電池システムやIotを活用したエネルギーマネージメントシステム(EMS)等の高度な技術を駆使し負荷平準化や再生可能エネルギーの供給過剰の吸収、電力不足時の供給などの機能として電力システムで活躍することが期待されています。

電力小売事業概況
VPPの仕組み